岩出山
いわでやま
伊達政宗公にゆかりがある大崎市岩出山で毎年9月第2日曜日に開催される「政宗公まつり」伊達武者行列は、今から約430年前の文禄元年、3,000人もの大勢を率いて岩出山を出発し、上洛する武者姿を再現した動く戦国絵巻そのものです。
湯沢
ゆざわ
湯沢の「七夕絵どうろうまつり」は、秋田藩佐竹南家七代目義安公に、京都の公卿鷹司家から「おこし入れ」された姫君が、京都への郷愁やるかたなき想いを五色の短冊に託し、青竹に飾りつけたのが始まりといわれています。
角館
かくのだて
角館祭りのやま行事で、曳山が運行する際に奏される囃子を総称して「飾山囃子(おやまばやし)」と呼んでいます。角館城下の能や長唄を嗜んだ武士、町人たちによって築きあげられ、囃子のほかに曳山の狭い舞台という制約のなかで美しく見せる工夫の凝らされた「秋田おばこ」の手踊りが賑わいを添えます。
栃木
とちぎ
江戸との舟運や、日光例幣使街道の宿場町として栄えた栃木市。往時のたたずまいを残す巴波川や蔵の町並みを舞台に、2年に一度、11月に開催される「とちぎ秋まつり」では、豪華絢爛な9台の人形山車と一対の獅子頭が華やかに市内を練り歩きます。
城端
じょうはな
城端曳山祭の華、『庵唄(いおりうた)』は、江戸端唄の流れを汲む曲で、京都の一力茶屋や吉原の料亭などを模した庵屋台の中から、各町内の若連中が祝儀を出した所望宿の前で披露します。唄、三味線、篠笛、太鼓で出来上がった粋で典雅な音律が祭りを彩ります。
郡上八幡
ぐじょうはちまん
「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」の歌詞で知られる郡上おどりは、430年にわたって城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきたものです。老若男女また地元民観光客を問わず、ひとつの輪になって踊ることができる参加型の盆踊りとして有名です。
森
もり
天宮神社例大祭に奉納される十二段舞楽は、文武天皇の時代に伝来したとされており、延舞・色香・庭小鳥・鳥・太平楽・志んまく・安摩・二の舞・陵王・抜頭・納蘇利・獅子の十二段が伝承されています。同じ森町にある小國神社と曲目が共通ですが、小國神社の舞楽道具は、明治時代にほぼ焼失したため、古い面、装束は天宮神社にだけ伝わっています。
高梁
たかはし
岡山県下最大の規模を誇る盆踊りである「備中たかはし松山踊り」。毎年8月14日~16日の3日間、JR備中高梁駅前大通りを会場に開催されます。だれでも自由に踊りの輪に加わることができる参加型の盆踊りで、期間中は多くの老若男女でにぎわいます。