足利
あしかが
鎌倉時代に源姓足利氏2代目義兼によって建立された鑁阿寺。約40,000㎡に及ぶ敷地は、元々は足利氏の館です。四方に門を設け、土塁と堀がめぐらされており、鎌倉時代の武家屋敷(平城)の面影を今に伝えています。「日本の100名城」の一つです。
佐野
さの
1602年(慶長7年)、佐野信吉が築いた佐野城。現在は城山公園となり、春は桜やツツジ、秋はもみじの名所として親しまれています。佐野城を中心に碁盤目状の町並みが作られ、江戸時代には京からの日光例幣使の宿場町としても栄えました。
郡上八幡
ぐじょうはちまん
日本最古の木造再建城として知られている郡上八幡城。城下を一望できる八幡山の頂きに有り、常に歴史の変遷を見守ってきたまちのシンボルです。司馬遼太郎氏は「街道を行く」のなかで、悲しくなるほど美しい城であると感動を記しています。
西尾
にしお
六万石の城であった西尾城。鎌倉時代初期に足利義氏が築城した西条城が始まりと伝えられています。 現在は歴史公園として城の一部が再建され、園内には京都から移築した旧近衛邸や京風庭園の尚古荘が見学できます。美しい庭を眺めながら名産のお抹茶を是非ご賞味ください。
伊賀上野
いがうえの
城づくりの名手・藤堂高虎により拡張・改修された伊賀上野城。日本有数の高さを誇る高石垣と内堀は400年の歴史を誇ります。現在の天守閣は1935年(昭和10年)に建てられた貴重な木造の復興天守閣です。春は桜の名所としても有名です。
丹波篠山
たんばささやま
1609年(慶長14年)、徳川家康が大坂城攻略の拠点として「笹山」という小高い丘に築かせた城が篠山城。1944年(昭和19年)の火災で焼失するまでの335年間、篠山城二の丸にあった大書院は約半世紀ぶりに復活しました。
中村
なかむら
山内一豊の弟、康豊の居城であった中村城跡にある四万十市郷土博物館「しろっと」。館内では、四万十川や支流と紡いできた暮らしや歴史・文化の紹介や、土佐一條家、中村山内家などに関する資料の展示をしています。
松江
まつえ
松江市のシンボルである松江城。山陰で唯一、また全国に現存する12天守の一つです。1611年(慶長16年)築城され、別名「千鳥城」とも呼ばれています。2015年(平成27年)7月国宝に指定されました。天守最上階では松江市街や宍道湖が一望できます。
津山
つやま
本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が築いた津山城(鶴山公園)。日本三大平山城のひとつです。県内唯一「日本のさくら名所100選」に選定された西日本有数のお花見スポット。復元された備中櫓にて「御城印」も販売しています。
高梁
たかはし
現存12天守の一つで国指定重要文化財である備中松山城。天守が現存する城のなかで唯一の山城であり、日本三大山城にも選ばれています。また雲海に浮かぶ幻想的な姿から「天空の城」と呼ばれています。猫城主さんじゅーろーの愛くるしいお出迎えでも話題です。
日南
にちなん
伊東家五万一千石の飫肥城跡。樹齢100年の飫肥杉を使用して復元した「飫肥城大手門」、甲冑や刀剣など貴重な文化遺産が展示されている「飫肥城歴史資料館」、旧藩校「振徳堂」などの由緒施設が点在しています。風情ある町並みは伝建地区に選定されています。